ゲーム開発やクリエイティブ制作で、同じ画像処理を何度も繰り返していました。トリミング、フォーマット変換、スプライトシートの結合、GIF作成。毎回ソフトを起動するのが面倒になり、ブラウザだけで完結するツールを3つ作りました。
全てのツールに共通する特徴: サーバーへの画像送信は一切ありません。全ての処理はブラウザ内(Canvas API / Web Workers)で完結します。画像がどこかにアップロードされる心配はありません。
ツール一覧
トリミング、リサイズ、フォーマット変換、メタデータ削除を1ページに統合したオールインワンツール。
- トリミング・リサイズ・グリッド分割
- フォーマット変換(WebP / PNG / JPEG / AVIF)
- PDF → 画像変換 NEW
- メタデータ(EXIF / GPS)一括削除
- 一括処理 & ZIP / 個別ダウンロード
画像や動画からスプライトシートを作成。アニメーション再生プレビューでゲーム用タイミングも確認可能。
- 画像からグリッド / 横一列配置
- 動画フレーム抽出 → スプライト化 NEW
- アニメーション再生プレビュー NEW
- ループ / ワンショット / ピンポン再生
- トリミング・回転・タイルサイズ指定
動画からGIFアニメーションを作成。逆再生、可変速度(イーズイン/アウト)など高度な設定にも対応。
- 時間トリミング & クロップ
- 逆再生GIF生成
- 可変速度 — 線形 / イーズイン / アウト
- 速度変化のリアルタイムグラフ表示
- アスペクト比指定対応
なぜ作ったか
ゲームを1本作ると、画像処理の作業が膨大になります。キャラクターの立ち絵をトリミングして、WebPに変換して、EXIFを消して、スプライトシートにまとめて、プレビューアニメーションをGIFにする。1つ1つは簡単な作業ですが、数十枚〜数百枚の画像に対してこれを繰り返すのは現実的ではありません。
既存のオンラインツールは多く存在しますが、画像をサーバーにアップロードするものがほとんどです。制作中のゲームアセットを外部サーバーに送りたくない。ローカルで完結するツールが欲しい。そう思って自分で作ることにしました。
設計原則
完全ローカル処理
画像は一切サーバーに送信されません。全てブラウザのCanvas APIとWeb Workersで処理します。ネットワーク接続がなくても動作します。
一括処理
画像エディタは複数ファイルの一括変換・一括メタデータ削除に対応。ZIPダウンロードで大量のファイルも1クリックで取得できます。
ゲーム開発者向け
スプライトシート工房のアニメーションプレビューは、実際のゲームエンジンに組み込む前にタイミングを確認するためのツールです。
無料・登録不要
アカウント登録もメールアドレスも不要。ブラウザを開いたらすぐに使えます。広告もありません。
技術的なこだわり
フレームワークなしの軽量設計
全てのツールはReactやVueを使わず、素のJavaScript(ES Modules)で実装しています。外部依存は画像クロップライブラリ(Cropper.js)のみ。ページ読み込みが高速で、古いブラウザでも動作します。
タブ統合UI
画像エディタは「編集・変換・メタデータ削除」の3タブ、スプライトシート工房は「画像から・動画から・プレビュー」の3タブで構成しています。関連する機能を1ページにまとめることで、ツール間の移動を最小化しています。
GIFの可変速度
GIF工房では線形速度だけでなく、イーズイン・イーズアウトなどの加減速に対応しています。各フレームのディレイを数学的に計算し、なめらかな速度変化を実現しています。リアルタイムでグラフが表示されるので、直感的に速度カーブを確認できます。